Mr.Greenのベジライフ

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つくられた飢餓

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何故飢餓が起こるのか?

 

以前ブログでも書いたが、食料は現段階で全人類をまかなえるだけの供給量が実はある。

にもかかわらず飢餓に苦しむ人は後を絶たない。食糧が手に入らない地域が存在する。

 

何故だろうか?

 

貧困に喘ぐ地域は作物が育たないから食べる物が無いのだろうか?

環境によって作物が育たないなら遺伝子組み換えで干ばつに強い種子を開発したり、劣悪な環境に強い作物を開発すれば飢餓を無くせるのではないか?

 

そうであれば遺伝子組み換え作物が健康に害を及ぼす可能性があるからとはいえ、必ずしも悪といえるのだろうか?

 

遠い未来の健康より今日を行きぬくことが最優先な人々にとっては遺伝子組み換え作物は救世主ではないだろうか?

 

そうこれらは当然みんなが思う疑問だろう。

 

そして遺伝子組み換え作物をつくる企業などはこの疑問を利用する。

 

遺伝子組み換え作物は世界の貧困をなくします

 

とキャンペーンを打つ。

 

僕の意見はこうだ。

 

まず、

 

世界の飢餓はアメリカが作っている。

 

どういうことか。

 

穀物は世界中で余っている。とくにアメリカではとうもろこしは大量に余っている。

 

それでもアメリカ政府はさらに農家に作るように補助金まで与えている。

 

あまったとうもろこしを利用する使い道をアメリカ政府は必死になって探す。

そうやって誕生したのがコーンシロップや、とうもろこしを原料にした食品添加物だ。

 

それだけではない。

極めつけはとうもろこしから作ったバイオエネルギーだ。

ついに食べ物を食べること意外に利用するようになったのだ。

 

これは環境のためなんかではない。

食べ物が余っているからだ。それを隠すために無理やり使っている。

 

そしてそれでも余ったとうもろこしなどの穀物を貧困国に支援物資と言う形で送る。正確にいうなら送りつけている、というほうが正しい。

 

ただでアメリカから送られた食品はただで飢餓にあえぐ人々に与えられたり、ただ同然の値段で売られたりする。

 

一見すると良い行いのように見受けられる。食糧を飢餓にあえぐ人々に支給している、と。

 

でもこれは大きな間違いだ。

 

それらの国では本来それらの作物を作ることができる。確かにこれらの国で作るようになるには大変な労力がいる。灌漑を行わなければならないし、肥料や農薬も買わなければならない。そして利益を出すためにはそれらのコストを上回る値段で売らなければ生活が出来ない。

 

ところがアメリカから大量の支援物資が送られてくるので、それらを自国の農家から買う人はいない。

なぜならアメリカからの援助で無料、もしくは無料同然の値段で手に入るからだ。

だれも高いお金を出して自国の作物を買う人間などいない。

あたりまえだ。

 

売れないものをコストを払って作り続ける者は当然ながらいない。

だから農家は作るのを辞める。

一度辞めたシステムはそのまま風化し、その土地はあたかも作物の育たない地域へと変貌する。

 

これが飢餓の仕組みだ。

 

作物が育たないわけではない。作っても売れないのだ。アメリカが自国で余ったものを押し付けるから。だから作らない。

 

アメリカが飢餓を作っている。

 

そこまで言うのには理由がある。

 

アメリカは穀物自体を援助はするが、作物を作れるように資金を援助しない。ゼロではないが、その金額でシステムやインフラを整えるには到底無理がある金額と言う時点で、ほとんどゼロに近い。

 

それをアメリカは知っていてやっている。

 

またその少ない支援金で作れる作物は、アメリカが援助する作物以外と決められている。

つまりアメリカで余っている作物はそちらに押し付けるから、あなたたちは作ってはいけないですよ、と言っているのだ。

 

表面的には援助して飢餓をなくそうと努力しているように見せかけて、その構図を作り上げているのは他でもないアメリカだ。

 

そうやって世界の食糧生産システムそのものを操っている。

金になるから。全ては自国のため、金のため。

そしてそのシステムを継続させるためにアメリカの農業団体は議会に多額の金を供与する。

そしてアメリカのトップはその農業のために有利な政策を押し通す。

そのループから逃れられない。

 

そのシステムはちょうどアメリカの銃社会と似ている。

アメリカで銃の乱射がおき、大統領も銃は禁止にするべきだと思っていても、禁止にできない。

 

全米ライフル協会が金で議会を牛耳り、権力を握っているから。

 

アメリカの農業もそれと同じだ。一部の団体や企業が牛耳っている。

 

仮に遺伝子組み換え作物が世界の飢餓を救うなら、それを無償で提供し、繰り返し使えるようにしてみたらいい。でもやらない。遺伝子組み換え作物の種子は翌年繰り越して使うことは許されない。使えるのにだ。企業の利益のため、その年に使った種子はすべて廃棄し、翌年は使ってはならないと購入時に契約が結ばれる。だから農家は毎年種子を購入しなければならない。

 

種子に農薬に燃料に機材に、それら全てを買うお金など貧困国にはどこにもない。

 

飢餓は止まらない。

 

いや、

 

飢餓は作られている。

 

どこのミステリー映画やスパイ映画よりも巧妙で残酷でスリリングなことが実社会で行われている。

 

我々日本も知らず知らずにそのループに入っていないか?

 

いや実は既に入っている。

 

それはまた次の機会に。


あとは我々日本人の食糧廃棄の問題も忘れてはいけない。

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